ドクターコアラさん

理系博士の理系とまったく関係ないとある日常を語ります.

博士の結婚。

今週のお題「結婚を決めた理由」

 

今週のお題がこのブログとピッタリなので迷わずチョイス。

 

理系博士の結婚事情も話せたらいいかな。

私の周りの話だけなので、大したものではないかもですが。

 

普通に博士課程に進学すると、学位取得時にはすでに27歳になります。

厳しいところだとストレートに取れないこともままあるので*1、それ以上の人も多いでしょう。

というか、それ以上の人の方が圧倒的ですね。観測範囲内では。

 

そういうわけで、学生結婚てのがホントによくあります。

そして私もその1人になりますね。*2

そして、その決断は同業者によく誉められます。「いい判断だね」って。

日本では学生が結婚するなんて・・(稼ぎもないのに・・)って思われがちですが、

博士の学生からすれば英断とも言えるようです。

 

まず、育児の問題。

女性であれば、学位取得時はちょうど出産適齢期まっただ中。

通常学位取得後はポスドクなどの職につきます。

ほとんどが任期付きです。

3年や5年を任期とする場合、論文○報が契約維持に必要など、業績が求められます。

研究者であればコンスタントに業績をあげていくのは必須です。

出産や育休などで丸々1年以上研究に穴を空けるわけにはいきません。

また、研究歴に穴があることもマイナスと見られることもあるでしょう。

 

では、どうしたらいいのか。

 

答えは海外の研究室を見れば分かります。

学生結婚し、学生の間にこどもを育てるのです。

学生のうちに大変な時期を終えてしまえば、その後の実力勝負の世界に全力で力を注げることになります。

大学では休学という措置をとることもできます。

こどもを育て、ある程度手がかからなくなったら学位を取得してポストにつく。

これが特に女性の学生結婚が英断だと考えられる理由です。

 

そういえば、海外のお子さんもち研究者は、”結婚”はしていなかったような・・

日本は結婚・出産などに関しては”当たり前の形”が世間に根付き過ぎていて、少し他人とずれると変に悪目立ちするのが生きづらいところですね。

まあ、博士課程に進むだけでも色眼鏡で見られがちですが('∀`) '`,、'`,、

 

ヒモになる。

そして学生結婚する利点は、経済的にも有利であることです。

特に日本の博士学生はお金ありません。

税金、年金もずっしりとのしかかります。ふう(´Д⊂グスン

 

助教の先生や知り合いの研究者によく聞く、飲み会での学生へのアドバイス(?)は、

「ヒモになれ!」

です。ホントによく聞きますし、実際よくあります。

「女医さん見つけなよ」とか「バリキャリを捕まえろ」とか。。

特に男子学生は同期の社会人と比較して、どうしても稼ぎが少なくなりますし、気になりますよね。

彼女(おそらく社会人)からも経済的な面では頼りない、と見られがち。

ならいっそ支えてくれるデキる社会人と結婚するというのが推奨されるわけです。

先行きが不安で、生活のことを気にし始めると、研究を進める上でかなりなストレスですからね。

研究は金持ちの道楽・・・というのも納得出来る話。

※もちろん、お金のために結婚しているわけではなくて、パートナーに理解があり、応援している場合がほとんどだと思ってますよ(´∀`*)

 

しっかり考えて、自分のタイミングで結婚する。

みなさん自分の考えを持っていて、その上で結婚しています。

社会人の方々が結婚するのと同じです。

「学生」というレッテルのために「もう結婚するの?!いいの!?」的な話はよくされますが、後数年もすればこの違和感なんてあってないようなものです。

もっと日本でも博士課程の学生が社会人と同等の認識をされていけばいいなあ、と思う今日この頃です。

 

なぜ結婚を決めたのか。

結婚したい、と思ったら、後は結婚するための努力をするだけでした。

相手にも周りにも認められるよう、頑張るのみです。

自分のやるべきことをしっかりこなすだけではなく、相手のことも考えて結婚後の生活に合わせて就職先を選んだり、互いの家族と積極的に交流したり。

特に就職活動を無事終えたことは、気持ちの上でかなり結婚を後押ししてくれましたね。

ひとつひとつ2人の生活を作り上げるためのステップを登ることで、「結婚するんだ!」という実感がわいてきました。

 

最近は日一日と結婚式が近づくのがとても楽しみです。

 

 

*1:5年くらいかかる人も結構居る。

*2:卒業間近に結婚するので一瞬ではありますが。